公務員試験(大卒)で資料解釈に時間がかかる原因と対策!短時間で得点するコツを解説

筆記試験


公務員試験(大卒)において、多くの受験生が苦戦するのが「資料解釈」です。

「資料解釈ってどうやって勉強したらいいの?中々点数が伸びない」

「時間がかかって最後まで解ききれない」

「正確にやろうとして焦る」

などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

資料解釈を勉強するときにおすすめの参考書とおすすめの勉強方法について書いています。

公務員試験(大卒)において資料解釈は出題数が多くないです。

また、計算に時間もかかり時間対効果も大きくないので、重要度は低めだと思います。

資料解釈は正しい解き方と時間配分を身につければ、確実にスピードを上げることが可能です。

本記事では、資料解釈に時間がかかる原因と、その具体的な対策をわかりやすく解説します。

資料解釈はグラフや統計などの値をいかに早く正確に計算できるかが求められます。

公務員試験(大卒)資料解釈について

資料解釈は与えられた資料、数表やグラフを読み取る科目になります。

ただし、そのまま見ただけで解答できるものではなく、計算が必要な科目になります。

文章を読んで理解してその内容と正しいものを選ぶという公務員試験の文章理解とは異なり、与えられたグラフや数表、統計などの数字から割合などを計算する必要があります。

例えば、映画のジャンルや年度別の本数の表やグラフなどがあり

①1990年の映画公開本数は2000年の映画公開本数の6割以下である

のような選択肢が5つあります。

表やグラフから、値を見つけ出し、計算や比較しなければなりません。そのときに全体のうち何割になるのかなどを計算しなければなりません。

足し算や掛け算、割合の計算を行い、難しい計算はないため、時間をかけて解け多くの人が解くことができます。

しかし、公務員試験では試験時間が限られています。

特に教養試験では時間がかかり問題数の多い文章理解や数的推理・判断推理があります。

資料解釈の計算では値が大きく、数値もキリの良い数字でないこともあり、まともに計算をするととても時間がかかるため、計算の工夫は必要だと思います。

資料解釈では以下に短時間で数値を見つけ、比較して解くことが重要です。

そのため、はやく探し、計算や比較したりできるようになるために慣れやテクニックが必要になります。

資料解釈については公務員試験の出題数は多くはないこともあり、難しければ捨て科目にしても良いと思います。


試験内容や試験科目の理解は勉強効率化の上で重要です。

ですが、ネットなどを見ても理解が難しいです。

公務員試験の本を購入するのも良いですが、公務員予備校の”無料“の資料請求でもらえるパンフレットには、公務員試験の種類、出題科目、勉強法などについて、非常にわかりやすくまとめてあります!


私も始めは予備校に伺い資料をもらって、いくつか見ているうちに公務員試験の流れや試験科目などについて、理解することができました。

また、次の予備校選びにもつながるためおすすめです。


資料解釈の出題数

各試験における出題数は以下のようになっています。

国家総合職 3問/40問

国家一般職 3問/40問

裁判所事務官 1問/40問

財務専門官・国税専門官 3問/40問

労働基準監督官 3問/40問

地方上級 3問程度/45問程度 

資料解釈の出題数は少なすぎるわけではないが、多いわけでもないです。

資料解釈の難易度

私が思う時事の難易度は以下です。

★★★☆☆

私は資料解釈の勉強に時間をかけなかったこともありますが、思うように点数が伸びる気がしませんでした。

試験中、問題数の多い文章理解および数的処理と判断推理を解くと、資料解釈にあてられる時間は多くありません。

資料解釈はどこをどうやって計算すれば良いかがパッと見て大体わかっても、選択肢を一つずつ計算していかなければなりません。

短時間で解かなければならないため、計算ミスもしてしまうこともあると思います。

キリの良い数字にしてなるべく概算で計算することや、比率から大きさの比較などのテクニックなどありますが、短時間でミスなく解けるようになるのはじっくり勉強する必要があるのではないかと思います。

私の資料解釈の勉強時間や体験談についてはこちらに記載しております。

資料解釈の重要度

私が思う時事の重要度は以下です。

★★☆☆☆

資料解釈は、どの試験においても出題される科目であり、国家一般職などでは問題数も3問あるため、知能系(自然科学や社会科学)と同じ程度の出題数になります。

出題数としては捨て科目にしても問題はないと思います。

資料解釈はある程度まで勉強する価値はありますが、完璧にしようと思うと、コスパはあまりよくない気がします。

また、教養試験では時間が限られており、その中で資料解釈は解くのに時間がかかる科目だと思います。勉強しても試験で、手をつける余裕がないことも考えられます。

また、慣れなどが必要で時間がない方にとってはすぐに正答率を上げることが難しい気がします。

以上の理由から重要度は少し低めにしました。

公務員試験の受験までに時間がある方は、はやめから少しずつ慣らしていくといいと思います。

勉強期間が短い方はテクニックを覚えて基本程度できるようになっておいて、時間があって解けそうなら解く、時間がないor解けなさそう場合はあきらめるという風に割り切るのもありだと思います。

私の場合、資料解釈を解く時間がそれほど多くないため、すぐに解けそうな問題の場合には解くことにしていました。

計算に時間がかかりそうな場合はあきらめて、他の科目の解けそうで解けないところに時間を使う、解答の確かめなどに時間を使うことにしていました。

そのため、資料解釈はあまり勉強せず、勉強時間も他の科目に時間を費やしました。



なぜ大卒公務員試験の資料解釈は時間がかかるのか

資料解釈に時間がかかる原因は主に5つあります。

まず1つ目は、すべての情報を理解しようとしていることです。問題に必要な情報は一部なのに、全体を細かく読んでしまうと大幅なロスになります。

2つ目は、グラフや表の読み方に慣れていないことです。タイトルや単位、比較軸を瞬時に把握できないと、それだけで時間がかかります。

3つ目は、正確性を重視しすぎる点です。公務員試験では厳密な計算よりも、素早い判断力が重要になります。

4つ目は、問題パターンに慣れていないことです。資料解釈は出題形式がある程度決まっているため、経験不足はそのまま時間ロスにつながります。

最後に、時間配分の戦略がないことです。何分かけるべきか決めていないと、無意識に時間を使いすぎてしまいます。

大卒公務員試験の資料解釈を速く解くための基本戦略

資料解釈のスピードを上げるためには、解き方を根本から変える必要があります。

最も重要なのは「設問先読み」です。

最初に問題文を読むのではなく、設問を確認してから必要な情報を探すことで、無駄な読み込みを防げます。

また、「すべてを理解しようとしない」ことも重要です。

必要な数値だけを拾い、目的に直結する情報だけを処理する意識を持ちましょう。

さらに、選択肢から逆算する方法も有効です。

選択肢の数値や傾向を見ることで、どの程度の精度で計算すればよいか判断できます。

そして、計算は概算を優先してください。例えば「約○%」「およそ2倍」など、大まかな把握で解ける問題は非常に多いです。

時間短縮に直結する具体的なテクニック

実際に使えるテクニックとしては、まずグラフを見る際に「タイトル・単位・最大最小」だけを先に確認する方法があります。

これだけで全体像を素早く把握できます。

割合や増減の問題はパターン化されているため、よく出る形を覚えるだけで処理速度が上がります。

また、筆算を減らす工夫も重要です。例えば「100を基準に考える」「近い数字に丸める」といったテクニックを使えば、計算時間を大幅に短縮できます。

さらに、消去法を徹底することで、正確な計算をせずに答えを導ける場合も多くあります。

資料解釈のスピードを上げる練習方法(大卒向け)

スピードを上げるには、日々の練習方法が重要です。

まず、必ず時間を測って解く習慣をつけましょう。

1問あたり3〜5分など目標を決めることで、本番を意識した訓練ができます。

次に、解き直しの質を高めることが大切です。

「どこで時間がかかったのか」「無駄な思考はなかったか」を分析し、改善していきます。

また、頻出テーマ(人口・経済・割合など)を重点的に演習することで、パターン認識力が向上します。

過去問を繰り返し解くことも非常に効果的です。

本番で時間切れを防ぐための時間配分戦略

本番では、資料解釈にかける時間をあらかじめ決めておくことが重要です。

例えば「1問5分以内」といった基準を設け、それを超えた場合は一度飛ばす判断をしましょう。

すべての問題を完璧に解こうとする必要はありません。

また、数的処理全体のバランスも意識してください。

資料解釈に時間を使いすぎると、他の分野で得点できなくなります。

見直し時間を確保するためにも、「解ける問題を確実に取る」戦略が重要です。

おすすめの過去問参考書と勉強方法

資料解釈を勉強するときに、私が勉強していて良かった点やこうすれば良かったと感じるところから、おすすめの勉強の順番や参考書の使い方について紹介しております。

おすすめ過去問参考書

資料解釈のおすすめの参考書および過去問問題集は「畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス」(カンガルー本)です。

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基礎から少し難しい問題まで良問で訓練することができます。

また、計算を早く行うためのテクニックなどについても記されているのでおすすめです。

おすすめの勉強方法

1年以上十分受験勉強時間がある場合には少しずつ勉強するのがおすすめです。

1年未満の勉強時間の場合には、他の出題数が多くコスパの良い重要な科目の勉強が終わってから勉強を始めて基本レベルが解ける、計算テクニックを身につけるのがおすすめです。

カンガルー本のChallengeレベルの問題は国家総合職でない場合は、資料解釈の重要度も高くないため解かなくても良いと思います。

以下の勉強方法では一通りのカンガルー本の問題をできるようになるための流れです。

しかし、資料解釈の場合には、コスパが良い科目ではないためカンガルー本を5周もする必要はないです。

勉強時間に余裕がなければ3周程度で、基礎および基本レベルが解けるようになれば良いと思います。

資料解釈の勉強方法

①カンガルー本を3周程度

②4周目は正解にチェックしながら解く

③5周目以降はチェックの入っていないところを解く

④カンガルー本がしっかりできるようになったら過去問500で演習


カンガルー本でテクニックを覚えて、問題演習で基礎を身に付けていくのがおすすめです。

Challengeの難易度の高い問題は後回しにして、基本ができるように基礎を固めるのが良いと思います。

始めの1周目は読んで理解して手を動かさず、ざざっと全体を理解するのが良いと思います。

2周目から自分で解いていくのがおすすめです。

2周目でも見て解き方がわからない問題が多い場合は1周目と同様に読んで理解するのがおすすめです。

わからず、悩んで解くと時間がかかるため、効率的に勉強するにはまずは解き方をある程度理解するのが大切かなと思います。


3周目くらいからはできるところも増えていると思いますので、できるところを何回も解くよりも間違えたところを重点的に勉強した方が効率的だと思います。

解説を見ずに解けたらチェックを入れましょう。

その後は、正解できなかったチェックが入っていない部分のみを解いて1周します。

ここで解けたら同じくチェックを入れます。以降は繰り返します。

カンガルー本がしっかりできるようになったら過去問500で模試試験のように全体演習していくのがおすすめです。


資料解釈の体験談

資料解釈は計算問題であり、時間をかければ解ける問題も多かったためそんなに勉強時間を費やさなくても解けるだろうと思っていました。

しかし、模試試験などで資料解釈の問題はあまり正答率が良くありませんでした。

資料解釈は思っていたよりも正解するのが難しいということ、解くのに時間がかかるということに気付きました。

また、試験では数的処理と判断推理や文章理解に時間がかかり資料解釈に時間を使う余裕はありませんでした。

資料解釈の点数は上げたいと思った時期もあり、資料解釈の勉強を始めました。しかし、すぐに正答率を上げるのは難しそうだと思いました。

そのため、資料解釈については試験で時間にゆとりがある、または少ない時間で解けそうな問題に限り解くことに決めました。

解けたらラッキー程度にしました。

そうすることで、試験時間にゆとりを持てるようになり、また、資料解釈の勉強時間を他の科目にあてることができました。

割り切ったことがむしろ良かったのかもしれません。

そのため、資料解釈の勉強はあまりしていません。

資料解釈の勉強は始め予備校のテキストで勉強し、途中で畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス(カンガルー本)に切り替えました。

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これは、予備校のテキストでは問題数が少なかったこと、解き方のテクニックなどがなかったこと、問題が簡単すぎたことなどの理由で、良問でありおすすめされていた畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラスを購入しました。

早くから購入すれば良かったのですが、少しケチってしまいました。

始めから評判の良い畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラスを購入して勉強していれば良かったなと思います。

畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラスで、そういうテクニックがあるのかというのを学びましたが、あまりに勉強時間が少なかったため全然身につけることはできてなかったと思います。

資料解釈の勉強時間

畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス9時間

予備校のテキスト4時間程度

合計13時間程度

勉強方法

①予備校のテキストを解いていった

②畑中敦子のカンガルー本を解く

①予備校のテキストを解いていった

予備校のテキストを使ってほんの少しずつだけ勉強しました。しかし、予備校のテキストの資料解釈は問題数が少なく、難易度もかなり易しかったです。

資料解釈は出題数もそこまで多くなく、正解すればラッキー程度で解いていました。そもそも模試試験などで時間がなく、解く時間がなかったので勉強しなくてもいいかと思っていました。

②畑中敦子のカンガルー本を解く

試験直前の4月頃から少し勉強しておこうと思い、評判の良いカンガルー本を購入しました。前から順次こなしていきました。

頻度を多めで、ほんの少しずつこなしていきました。

数的処理や判断推理と同じくこういった計算系は、短期間で急成長するというよりは慣れていくものだと思い、頻度を多めで週5日程度短い時間だけ一時期勉強しました。

カンガルー本のインプット編を1周し、アウトプット編の超基本、基本、標準レベルまでを解きました。

ただし、やや難しいと難レベルは国家総合職でないと必要ないと思い、解きませんでした。

それでも3周もできませんでした。そのため、カンガルー本を購入したもののほとんど身に付けられなかったと思います。

最短合格のススメ

公務員試験大卒の一次試験を効率よく最短合格の勉強方法はこちらにまとめております。



また、おすすめ過去問題集や参考書はこちらにまとめております。